損害保険ジャパン日本興亜株、北米のシェールガス専用保険の販売開始
損害保険ジャパン日本興亜株式会社は、Canopius Group Limitedを通じて、北米におけるシェールガス専用保険「暴噴制御費用保険」の販売を2015年1月1日より開始する。
※Canopius Group Limitedは損保ジャパン日本興亜100%出資の子会社、以下「キャノピアス社」
北米ではシェールガス掘削の開発が進んでおり、「暴噴制御費用保険」はシェールガスの掘削過程で突発的に発生した暴噴により、坑井に損害が生じた場合の回復費用を補償するもの。
※坑井(こうせい)とはシェール層まで掘る井戸のこと。
目的・背景
現在、北米では複数の地域でシェールガスプロジェクトが進行している。開発・掘削の過程において暴噴が発生した場合、坑井を制御し、再掘削を行える状態に戻すために費用がかかるため、保険のニーズも高まっている。
損保ジャパン日本興亜は、シェールガスプロジェクトの権益取得や運営を行う日系企業が増加していることを受け、キャノピアス社のノウハウを取り入れて保険の提供を開始することとなった。
概要
(1)保険種目 暴噴制御費用保険
(2)被保険者 北米においてシェールガスプロジェクトの権益を持つ企業、プロジェクトのオペレーター
(3)補償内容 坑井が不測かつ突発的な事故により制御不能となった場合に、その制御を回復するために負担する費用(直接要した資材・装置、再掘削費用など)。
(4)引受開始日 2015年1月1日
提供方法
シェールガスの探鉱・開発に関する保険の総代理店であるWorldwide Facilities,Inc.を通じて、キャノピアス社が保険を引き受ける。損保ジャパン日本興亜は、キャノピアス社と連携し、保険設計のフォローなどを行う。
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