三井住友海上など、電話通訳サービスを活用した「4カ国語対応」を開始
MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社ならびに、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、2016年11月1日から、電話通訳サービスを活用した「4カ国語対応」を開始する。
本サービスは、多言語対応の充実を図ることにより、日本語でのコミュニケーションが困難な顧客に対する迅速かつ高品質なサービスの提供を目的としている。
MS&ADインシュアランス グループは、今後もグループ一体となって外国人の方々に安心と安全を提供すべく、顧客サービスのさらなる品質向上に努めていくとしている。
1.サービスの概要
顧客、保険会社の担当者、通訳オペレータの3者が電話回線を同時接続し、顧客と担当者が通訳オペレータを介して会話することで、リアルタイムでスムーズなやりとりを可能にする。
「4カ国語対応」サービス
提供開始日:2016年11月1日
対応言語:英語、中国語、韓国語、ポルトガル語(※1 ※2)
対象種目:自動車、火災、傷害、新種
対応拠点:事故受付センター、全国の事故対応センター、コンタクトセンター(※2)
対応時間:
事故受付センター:英語:全日24時間(※1)
英語以外:全日9時~22時
全国の事故対応センター:平日9時~17時
コンタクトセンター:平日9時~20時(※3)、土日祝日9時~17時
(※1)三井住友海上は、これまでの3カ国語(英語・中国語・韓国語)に加え、ポルトガル語対応を開始する。また、事故受付センターでの英語対応を24時間に拡充。
(※2)あいおいニッセイ同和損保は、これまでの事故受付センターでの英語対応(24時間)に加え、4カ国語対応および全国の事故対応センター・コンタクトセンターでの対応を開始する。
(※3)あいおいニッセイ同和損保は、平日9時~19時までの対応となる。
2.サービス開始の背景
訪日外国人客数は2015年に過去最高の1973万人に到達し、2020年には東京オリンピック・パラリンピック開催も決定するなど、日本国内において外国人旅行客・居住者の増加が見込まれる。これに伴い、今後外国人の顧客も増えていくと予想され、多言語での迅速かつ
丁寧な対応が求められている。こうした環境変化を踏まえ、事故対応サービスおよび顧客相談窓口における多言語対応を強化すべく、「4カ国語対応」を開始する。
3.今後について
通訳体制の整備を通じて対応言語を拡充していくほか、外国人向け各種帳票の充実を図るなど、外国人の方々に満足いただける顧客サービスの実現に努めていくとしている。
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