ソニー生命、オーストラリアの生命保険会社へ出資し業務提携に合意
クリアビュー社(オーストラリア)への出資および同社との業務提携について
ソニー生命保険株式会社(以下「ソニー生命」)は、オーストラリアの投資会社である Crescent Capital Partners(以下「CCP 社」)が保有するオーストラリアの生命保険会社 ClearView Wealth Limited(以下「クリアビュー社」)の株式(発行済み株式総数の約 53%)のうち、発行済み株式総数の 14.9%に相当する株式を相対取引にて取得した。さらに、クリアビュー社と幅広い分野で業務提携を行う方向性につき合意した。
オーストラリアの生命保険市場は、堅調な経済成長や移民流入などによる人口増等を背景に安定した成長を続けている。クリアビュー社は新興の生命保険会社ながら、過去数年にわたり年率 3 割を超える安定的なトップライン成長を背景に実質創業 6 年目で既に黒字化するなど、成長力と収益性を両立する事業モデルを確立しつつあり、今後も引き続き高い成長が期待できるものと考えてられている。
ソニー生命は、合理的な生命保険と質の高いサービスを提供することによって、日本国内において、着実に業容を拡大してきた。引続き国内事業の安定的な成長を実現していくとともに、中長期的な視点での成長を見据え、海外事業の展開についても検討していくとしている。
今回の出資の概要と両社間で合意した提携分野は以下の通り。
【出資の概要】
CCP 社が保有するクリアビュー社の株式(発行済み株式総数の約 53%)のうち発行済み株式総数の 14.9%に相当する株式について、総額 145 百万豪ドル(約 112 億円)、1 株あたり 1.48 豪ドル(約 114 円)で相対取引にて取得。
なお、上記カッコ内の円貨金額は 1 豪ドルあたり 77.00 円で換算。
【業務提携の概要】
クリアビュー社の取締役会は、当社から非常勤取締役 1 名を受け入れることについて同意。
クリアビュー社との業務提携の枠組みについて、人材交流を通じて、両社間のベストプラクティスの共有をはかり、クリアビュー社における下記のような成果を目指す方向性につき同社経営陣と合意。
1. 独立フィナンシャルアドバイザーチャネルにおける販路拡大
2. 顧客に対する助言の質の向上
3. グループ内アドバイザーの採用数の増加と生産性の向上
保険相談所 レスポンシブ
関連記事
-
-
日本生命、「2044年満期米ドル建劣後特約付社債(利払繰延条項付)」を発行
日本生命保険相互会社は、財務基盤の一層の充実を目的に、米ドル建劣後特約付社債を発行する。 米ドル建劣
-
-
カーディフ生命保険とカーディフ損害保険、病気やケガで働けなくなった場合のローン返済支援保障を提供開始
八十二銀行の大型フリーローン向けに、病気やケガで働けなくなったときの ローン返済支援保障を提供開始
-
-
第一生命とキヤノンMJ「リアルタイムチャットサービス」を第一生命ホームページに導入
WEBサイトでお客さまの疑問にチャットでお応え ボタンクリック1つで即時に会話がスタート 電車の中で
-
-
第一生命、「iDeCo」向け新プラン「第一生命の個人型Vプランα」の取り扱いを開始
~第一生命の口座管理手数料の一部無料化に加え、iDeCo初(※1)となる健康等サポートサービスを提供
-
-
日本生命、経営者向け商品「ニッセイ逓増定期保険」を三井生命で販売
日本生命から三井生命への商品供給 「逓増定期保険 経営サポート」の三井生命での販売について 日本生命
-
-
生命保険契約満足度調査 – 保全編(2015年)
CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D.パワー アジ
-
-
ライフネット生命保険、オリコン顧客満足度ランキングで総合第1位
ライフネット生命保険が2015年度版オリコン顧客満足度ランキングにて「生命保険部門」で総合第1位を獲
-
-
アフラック、日本法人への会社形態を変更
アフラック、日本法人への会社形態を変更 アフラックは、このたび、金融庁をはじめとする日米の関連当局
-
-
太陽生命、「元気健康応援ファンド」への投資を実施
太陽生命 投資行動を通じて社会を元気に ~「元気健康応援ファンド」への投資~ T&D保険グループの太
-
-
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命、代理店向け「保険設計アプリ」をリリース
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険株式会社は、2014年12月19日(金)から代理店向けにタブレッ