再生可能エネルギー発電設備工事向け保険商品をチューリッヒ保険が発売開始
チューリッヒ保険会社は、2015年5月11日(月)より、メガソーラー(大規模太陽光)に加え、新たに風力・バイオマス・地熱の発電設備工事を対象とした、再生可能エネルギー発電設備工事向け保険商品の一般発売を開始します。
2014年9月よりメガソーラー発電設備工事向け保険商品の一般発売を開始してましたが、本日より、対象出力10メガワット以上、風力のみ5メガワット以上(1メガワット=1,000キロワット)の再生可能エネルギー発電設備に対象を広げ、お客様のリスクをより広範囲に補償することが可能となりました。
政府は、2030年までに、太陽光や風力など再生可能エネルギーの比率を全発電電力量の22-24%とする見通しを示しており(※)、今後さらに再生可能エネルギー発電設備の建設需要の高まりが予測されます。
再生可能エネルギー発電設備工事に関するお客様のリスクを包括的に補償するため、工事期間中の「組立保険」、「損害賠償責任保険」、「操業開始遅延保険」の3種類の保険をセットで販売します。既に全世界で大規模プロジェクトの引受実績を持ち、個別案件ごとのリスク評価に基づき、お客様に適した保険をご提案します。
【商品の特徴】
1.工事中の事故が原因で操業開始が遅延した場合、最大24ヶ月まで、利益損害を補償します。
これにより、事業者は経営計画に則り、事業を推進することができます。また、融資を行う銀行や投資ファンドは、投資のリスクが軽減できます。
2.組立保険、操業開始遅延保険については、工事中の再生可能エネルギー発電設備に対する、地震・津波・噴火に起因する事故も補償の対象にすることができます。
3.工事中の事故に起因する物的損害だけでなく、工事中に第三者に与えた人的・物的損害につき、法律上の損害賠償責任を負うことによって被る損害を補償します。
保険相談所 レスポンシブ
関連記事
-
-
三井住友海上など、新型「個人賠償特約」を販売開始
~財物損壊を伴わない、電車の運行不能による賠償責任も補償~ 【業界初】新型「個人賠償特約」の販売開始
-
-
ソニー損保、自動車保険の新規インターネット割引額を10,000円に拡大
ソニー損害保険株式会社(以下「ソニー損保」)は、2016年12月1日以降が保険始期日となる自動車保険
-
-
海外M&A取引に関わる「表明保証保険」を損害保険ジャパン日本興亜が販売開始
損害保険ジャパン日本興亜株式会社はロイズ・ジャパン株式会社(※1)との協業により、M&A取引において
-
-
カーディフ生命保険とカーディフ損害保険、病気やケガで働けなくなった場合のローン返済支援保障を提供開始
八十二銀行の大型フリーローン向けに、病気やケガで働けなくなったときの ローン返済支援保障を提供開始
-
-
NTTドコモのペット保険サービス「ドコモのペット保険」とは
ペット保険サービス「ドコモのペット保険」を提供開始 株式会社NTTドコモは、アイペット損害保険株式会
-
-
人工衛星データを活用、ミャンマー専用『天候インデックス保険』とは?
『天候インデックス保険』とは、天候指標(降水量、気温など)が、あらかじめ定めた条件を満たした場合に、
-
-
日本商工会議所の会員向け海外PL保険団体制度を東京海上日動火災保険が発足
東京海上日動火災保険株式会社は、日本商工会議所の会員向けに海外PL保険の団体制度(制度名称:グローバ
-
-
三井住友海上火災保険、スマートフォン向け安全運転アプリを開発
東南アジア各国・地域に展開(8言語表記に対応) 三井住友海上火災保険株式会社の地域持株会社である M
-
-
チューリッヒ保険、ブリヂストンの自転車購入者へ傷害保険プレゼント
チューリッヒ保険会社がブリヂストンサイクルと新たに提携 チューリッヒ保険会社は、ブリヂストンサイクル
-
-
損害保険ジャパン日本興亜株、北米のシェールガス専用保険の販売開始
損害保険ジャパン日本興亜株式会社は、Canopius Group Limitedを通じて、北米におけ